派遣can 人材派遣会社向けクラウドソフト

オーダーが来た。八王子地区で会計士の資格持ってる人だってさ。うちは、早くからインターネットでの派遣登録を受け付けていて、メール箱のどっかで、そんなの見たような記憶があるんだが、もう1000人以上いるから探すのは大変だな。「会計士」だけだったらメールの検索でもなんとかなるけど、条件が複数あるとダメだこりゃ。そろそろ人材検索ソフトでも入れるか・・・

人材検索なら派遣can。職種や地域、資格は自由に設定できるから「八王子地区」なんて選択肢でもオーケーだ。キーワード検索や範囲指定検索もできる。

それはよさそうだな。
だけど、そのキーワード検索や範囲指定って具体的に何ができるんだ？

例えば、「業務内容」に「営業」で検索すると職務経歴に「営業」というキーワードが入っている人が探せる。「趣味、特技」に「ゴルフ」なんてのもできる。まっ、そんな検索しないだろうけど。範囲指定でよく使うのは日付項目だと「契約終了日」とか「就業可能日」、数値項目だと「登録番号」とか「スタッフコード」あたりだろう。派遣canでは、ほとんどすべての管理項目を検索条件に使えるから、他にも便利なのがあったかもしれない。実際に無料トライアルで試してみるのが一番だね。

俺は横浜支店長だ。大量にオーダーが来た。しかし、この人数だと、支店の登録者だけじゃ足りないぞ。東京本社に助けてもらうしかないが、システムがつながってないからデータが見れないんだよな。また、電話して探してもらうしかない。

いつまでも、そんなことをしていては、他社に先を越されてしまいますよ。派遣canで情報を共有しなきゃ。全社で人材データベースを共有できる。本社と支店でデータを区分することもできるし、管理者権限付きのアカウントなら全社分のデータを参照できる。

ええ、そうだったのか・・・。
でもさ、利用するパソコンやアカウントが増えるたびにお金がかかるんでしょ？

いや、そんなことはないよ。パソコンやアカウントを追加してもお金はかからないし、派遣canはウェブ基盤だから社内ネットワークの設定も不要だ。

ちょっと、もういやになっちゃう。営業部長ったら、今日中に「急募　催事場準備　時給1200円　勤務地横浜」ってのを神奈川地区の非稼動の登録者全員にメールしろだって。自分じゃパソコン使えないくせに・・・。

派遣canがあったら、そんなの10分もかからないのに残念だね。「非稼動」「神奈川地区」で人材検索して、「メール送信」ボタンをクリック。送信先を確認して、その「急募・・」というのをメッセージ作成画面に入力すれば完了。それが派遣canのメール送信機能だ。

えーそうなの。
それがあったらよかったのに。

それにね、よく使う文面は、テンプレート登録しておけるから毎回入力する必要もない。メールのログも管理されて、いつ誰にどんなメッセージを送ったかもわかるんだ。部長に「早く派遣canを入れてっ！」と頼んでみよう。パソコン音痴でも、無料トライアルで実物を見せればそのよさをわかってくれるさ。

うちの社内システムは非効率的で困るわ。人材管理はパソコンでやってるんだけど、給与計算は、いまだに大型のホストコンピュータを使ってるのよね。パソコンとホストコンピュータに同じデータを2度打ちしなくちゃならない。なんとかならないかしら。お金もかかるし。

それは問題ですね。思い切って、派遣canにまとめてしまいましょう。派遣canなら人材管理のデータが給与計算に連動するから業務効率がグッと上がること間違いなし。一時的にデータ移行の手間や費用がかかるけど、短期間でペイするでしょう。ホストってメンテナンス費が高いからね。

賃金とか、社会保険、所得税もスタッフデータから連動するの？
それに、交通費はどうするのかしら？

うん。ただ、賃金は、スタッフごとではなく、契約ごとに入れるようになっている。というのは、ひとつの給与明細で賃金が異なる複数の派遣先ということもあるからね。社会保険の得喪日と等級、所得税の甲乙丙、扶養家族情報などはスタッフごと、交通費は、毎日、毎月、半年交通費をそれぞれ設定できるんだ。

人材管理ソフトを入れたいんだけど、データ入力のことを考えるといやになっちゃうのよね。デモってだいたい検索が中心だから簡単そうに見えるけど、その前に時間かけて入力しなくちゃならない。それでいつも導入を見送り。

それは、確かにそうかもしれない。でも、どこかで時間を割いてデータを入れなかったら、いつまでたっても手作業のままで、結果的に損をするよ。それに、派遣canの人材管理なら、それほど入力の手間はかからない。必須項目は名前とふりがなくらいだから、自分達には不要な項目まで入れなくてはならない、なんてことはない。

それならできそうね。
でも、一人ずつ入力していくのは、やっぱり面倒だわ。

それはそうだ。だから、CSVデータアップロード機能が用意されている。CSVデータは、Excelなどで簡単に作れるよ。項目は、アップロード設定画面で選択できる。データが増えて収集がつかなくなる前にトライしてみよう。