人材管理では、さまざまな項目を自社向けに設定することができます。
(利用開始時にはサンプルが設定されていますので、項目を上書き変更または追加してお客様独自の派遣can人材登録画面に設定してください。)
必要に応じて管理項目を追加することもできます。
設定は「人材管理」→「環境設定」メニュー【図1-1】からおこないます。
設定する際には画面右にある詳細(?マーク)を確認しながら行いましょう。
「人材管理」>「人材の登録」メニューを選択します。
新しく人材を登録するには、まず「基本情報」から入力します【図2-2】。
(この基本情報を入力、保存しないと「基本情報」以外のメニューを使用することはできません。)
項目によっては、保存時に値がチェックされます【表2-1】。
また、写真と添付ファイルを登録することができます。
項目名 | 入力時の注意事項 |
名 前 | 設定必須項目です。 |
ふりがな | 設定必須項目です。 全角ひらがなまたは入力(並びかえで使うため)。 |
登録区分 | 登録区分が「本登録」に設定されていないと、スタッフコードの割り当てが出来ません。 |
スタッフコード | 「自動採番」ボタンをクリックすると、シリアル番号がセットされます。 独自のスタッフコードを振る場合は、半角英数字で入力してください。 重複してはいけません。(他社で設定されたスタッフコードと同じだった場合には、はじかれます。) ※スタッフコード1番からの利用をご希望の場合には、hakencan-1のような番号の前や後に独自の文字を設定してください。 ※スタッフコードは契約書作成などに必要なコードです。 契約書作成後より、スタッフコードの変更はできません。 |
スタッフパスワード | 「ウェブ勤怠管理」をご利用の場合に、スタッフ用ログイン口からログインするためのパスワードです。 独自のスタッフパスワードを振る場合は、半角英数字で入力します。 ※スタッフパスワードの有効期限は ・スタッフマイページでパスワードを変更した。 ・派遣元ページの人材管理画面でパスワードを設定し保存した。 上記の操作をした場合、180日後が有効期限となります。 例)2021/06/03にパスワードを変更保存すると、有効期限日は180日後の2024/11/30になります。 |
スタッフログイン | 「ウェブ勤怠管理」をご利用の場合にスタッフ用ログイン口からログインを許可するかしないかの設定です。 |
担当事業所 | 担当事業所(基本機能>自社管理>新規部署の設定にて設定された部署や営業所など)毎に管理が出来ます。 ※担当事業所が複数設定されている場合には、人材管理>環境設定にて設定された項目は、自社管理にて他担当事業所をコピーすることも可能です。ただし、契約管理・勤怠管理・給与明細機能・請求管理の環境設定は、担当事業所ごとに設定が必要になりますので、ご注意ください。 |
写真添付 | サイズは30KBまで。 JPG、GIF、PNGなど一般的なイメージ形式ファイルを登録できます。 |
資料添付 | サイズは500KBまで。 ファイルの形式に制限はありません(PDF、DOCなどが一般的です)。 |
生年月日 | 生年月日の設定を行うことにより ●給与明細を作成時に ・被保険者資格取得設定後より40歳の誕生日の前日を対象として介護保険料の自動徴収を行います。 ・被保険者資格取得設定後より40歳の誕生日の前日を対象として介護保険料を自動徴収停止します。 ・被保険者資格取得設定後より75歳の誕生日の当日を対象として社会保険料を自動徴収停止します。 ・被保険者資格取得設定後より70歳の誕生日の前日を対象として厚生年金を自動徴収停止します。 【重要】派遣CAN契約時に決定された、徴収のタイミングを「保険料支払月の当月給与締日」または「保険料支払月の翌月給与締日」のどちらかに設定されているかにより給与明細の徴収月が異なります。 ●契約管理にて 「派遣通知書」を出力したときに、 ・「年齢」の欄に自動で「18歳未満」「45歳以上60歳未満 」「60歳以上」「18歳未満/45歳以上60歳未満/60歳以上 のいずれにも該当せず」など年齢に該当する文言を自動で表示します。 ●契約管理にて「派遣元管理台帳/派遣先管理台帳」を出力したときに 「60歳以上」または「60歳未満」など年齢に該当する表示がされます。 |
メールアドレス | 正しいメールアドレスを入力(@がないなどはチェックされます)。 メール送信時に使われます。 |
雇用安定措置 | ここで設定された内容は、データベースに保存されます。 |
教育訓練の状況 | ここで設定された内容は、データベースに保存されます。 |
キャリアコンサルティングの実施状況 | ここで設定された内容は、データベースに保存されます。 |
@「ファイルを選択」ボタンをクリックする
Aパソコン上のファイルを選択します。
写真はJPG、GIF、PNGなど一般的なイメージ形式ファイルを登録できます。
サイズは30KBまででお願いします。 大きなサイズでも表示されるときに縮小されます。
添付ファイルの形式に制限はありません(PDF、DOCなどが一般的です)。
ファイルを選択するとファイル名がフィールドにセットされます(選択直後のみで保存すると消えます)。
入力が完了しましたら必ず保存してください。
※保存ボタンをクリックしないで他のページに移動すると警告なしに入力内容は失われます。
基本情報が保存されると「希望条件」「実務経験」「資格ほか」「職務経歴」「スキル」「管理情報」「履歴と予定」「給与情報」「社会保険」「税金関連」のメニューが表示されます。
値のチェックにはじかれると、保存がされません。
その場合、赤字でチェックされている箇所を修正して再度「保存」します。
(「基本情報」以外のメニュー画面も同様です)
写真ファイルが保存されるとイメージが画面に向かって、左上に表示されます(表示サイズは調整されます)。
クリックすると別ウィンドウに原寸大で表示されます。
添付ファイルが保存されるとフィールド横にリンクが表示されます。
クリックすると添付ファイルを参照できます(動作は、ブラウザの設定とファイル形式によって異なります)。
写真を変更するには、新規登録と同じ手順を行うと、上書きされて変更されます。
変更が保存されるとメニュー上の写真が変わります。
登録した写真を削除したいときは写真専用の「削除」をチェックして「保存」ボタンをクリックします。
削除されると画面左上のイメージが消えます。
※画面下の「削除」ボタンは、登録中または登録済のデータを削除するボタンです。
写真登録の削除ではありませんのでご注意ください。
「希望条件」の各項目や選択肢および記述式項目を「人材管理」>「環境設定」で設定します。
(利用開始時はサンプルが設定されています)
各項目の該当する選択肢をチェックし、入力します。
「実務経歴」の各項目や選択肢および記述式項目を「人材管理」>「環境設定」で設定します。
(利用開始時はサンプルが設定されています)
各項目の該当する選択肢をチェックします。
「資格ほか」の各項目や選択肢および記述式項目を「人材管理」>「環境設定」で設定します。
(利用開始時はサンプルが設定されています)
ここでは、主としてスタッフの派遣開始までの職務経歴を記入します。
必須項目は入力されていないと保存されません。
保存する事によって次の【追加用】フィールドが表示されます。
ここで、追加を取り消したいときには「追加取消」ボタンを選択します。
・入力に不備があった場合には赤字にて注意事項が表示されます。
・赤字で表示された項目を修正し再度保存してください。
削除したい【登録済み】職務経歴の「削除する」をチェックして保存します。
「スキル診断」の各項目や選択肢および記述式項目を「人材管理」>「環境設定」で設定します。
(利用開始時はサンプルが設定されています)
該当するスキルをA,B,Cから選択して画面下のボタンで保存します。
「管理情報」の各項目や選択肢および記述式項目を「人材管理」>「環境設定」で設定します。
(利用開始時はサンプルが設定されています)
「管理者評価項目」は5段階から選択します。
コメント、担当者はフリー記述で入力します。 文字数制限はありません。
「紹介表出力」を選択すると、EXCELで紹介表が出力されます。
EXCELですので、出力された内容を自由に修正できます。
「履歴と予定」の初期状態の場合には図9-1のように「履歴はありません。」と表示されます。
(利用開始時はサンプルが設定されています)
各項目の履歴が発生すると一覧が表示されるようになります。
「履歴と予定」メニューの、環境設定を行わず表示すると、【図9-3】のように「派遣履歴」と「メール送信履歴」 のみが表示されています。
「環境設定」で各項目を設定すると、図9-4のように、面談の登録画面が現れます。
作成済みの面談メモがないときは「面談は登録されていません」と表示されます。
面接メモを作成するには、「面談の新規登録」をクリックします。
※【図9-4】の項目の内容はサンプルですので、自社にあった項目を設定してください。
「面接の新規登録」をクリックすると、入力画面に移動しますので、内容を入力して、保存します。
面談内容を保存後には作成済みの面接メモの一覧が表示されます。
シリアル番号を選択すると面談の詳細を見ることができます。
面談の登録を追加するためには「面談の新規登録」をクリックし入力画面に移動してください。
ここでは、スタッフの給与情報を管理します。
入力されたものは、支給控除額や振込用金融機関データに反映してきますので正しく入力しましょう。
振込先金融機関名は半角カナ英数字で入力します。
給与明細を作成後に全銀協定のネットバンキング用の振込用CSVファイルを出力する際に利用されます(不備があると振込に影響するので注意してください)。
交通費には次の4通りがあります。
項目名 | 補 足 |
毎日交通費 | 給与明細作成時に毎回、勤務時間表の勤務日数分支払われます。 支給終了を月単位で指定できます。 |
毎月交通費 | 給与明細作成時に毎回、入力した金額が支払われます。 |
3ヶ月毎交通費 | 給与明細作成時に支払開始月から3ヶ月ごとに、入力した金額が支払われます。 |
半年毎交通費 | 給与明細作成時に支払開始月から半年ごとに、入力した金額が支払われます。 |
毎月固定の支給がある場合、「費目」「金額」「課税」の設定を行います。
設定された支給項目、支給金額が課税または非課税で毎月給与明細で支給されます。
毎月固定の控除がある場合、「費目」「金額」の設定を行います。
設定された支給項目、支給金額が非課税で毎月給与明細で控除されます。
ここでは、健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険の設定をします。
社会保険等の加入状態は、契約書や給与明細に反映されます。
人材管理>基本情報>生年月日を設定することにより、年齢が自動計算され以下に自動反映されます。
・40歳の誕生日の前日が介護保険資格取得日になります。
・65歳の誕生日の前日が介護保険資格喪失日になります。
・75歳の誕生日の当日が社会保険資格喪失日になります。
・70歳の誕生日の前日が厚生年金資格喪失日になります。
ここでは、健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険の設定をします。
「給与明細」>「健保設定」の「健康保険料マスター」を設定します。
ここを設定しないと、給与明細作成時に自動で社会保険などの数字が設定されません。
「健康保険料マスター」の設定は給与明細のヘルプをご確認ください→給与明細ヘルプ>給与明細を作成する前の準備
保険ごとに「取得日」「喪失日(退職時などの場合)」を入力します。
給与作成時の社会保険料控除の判別に使われます。
判別方法は次の通りです。
・対応するのは月単位の給与のみ(雇用保険料は除く)
・「取得日が給与計算の締日以前で、喪失日が未入力または締め日より後」を加入とみなす
・「同月内に取得、喪失した場合」も加入とみなす
取得区分、記号等を入力します。 他の機能への連動はありません。
利用開始時、新規加入、月変時には、次の手順で等級を設定します。
@保険料を設定するには、「設定画面へ」のボタンを選択します。
A被保険者資格取得日を設定し「適用開始日」と「等級」を設定して保存します。
等級が設定されますと、社会保険画面には社会保険取得日、介護保険取得日、介護保険自動資格喪失日、社会保険自動資格喪失日、厚生年金自動資格喪失日が表示されます。
介護保険取得日は40歳の誕生日の前日が介護保険加入日になります。
介護保険自動資格喪失日は65歳の誕生日の前日が介護保険資格喪失日になります。
社会保険自動資格喪失日は75歳の誕生日の当日が社会保険資格喪失日になります。
厚生年金自動資格喪失日は70歳の誕生日の前日が厚生年金資格喪失日になります。
健康保険と同時に、介護保険と厚生年金保険の設定が行われます。
その場合、適用日は健康保険と同じになります。
※2016年10月分(11月納付)から厚生年金の等級は以下となります。
健康保険料の等級 <= 4 ⇒ 厚生年金保険料の等級 = 1
健康保険料の等級 >= 34 ⇒ 厚生年金保険料の等級 = 31
・上記以外
厚生年金保険料の等級 = 健康保険料の等級 - 3
雇用保険は、取得日を選択してください。
B等級設定の修正および削除
保険料を設定した後に、加入日付、等級を変更する場合は、「設定画面」に移動し、誤って設定してしまった日付や等級を選択しなおし「保存」してください。
削除したい場合には、「削除」にチェックを入れ保存してください。
この画面に情報を入力すると、給料明細に反映されます。
※派遣canでの給与所得の源泉徴収税額の計算は税額表(月額表)を使用し計算されています。
甲乙丙から選択します。
扶養家族データから「扶養親族等の数」が算出されます。
単なる人数ではなく障害者、同居、老人などの要素も加味されます。
老人、特定扶養親族などの判別は生年月日から行われます。
毎月の給与の所得税に反映されるので必ず入力するようにしてください。
「人材管理」>「人材の検索」メニューを選択します。
次の項目を設定できます。
項目名 | 内 容 |
並び替え項目 | プルダウンから並び替え項目と昇順、降順を指定します。 第一、第二まで指定できます(実行後に変更しても反映されません)。 |
表示行数 | 1ページに表示する検索結果の行数です。 検索結果が多数の場合は、複数ページに分割して表示されます。 |
常に最新のデータを表示 | 複数のパソコンから使用し、同じ検索を実行した場合、パフォーマンスの向上のため、キャッシュが利用されます。 その場合、ほかのPCで更新があっても検索結果に反映されません。 それでは不都合な場合、チェックをオンにします。 検索の応答速度は若干悪くなります。 |
表 示 | 検索条件を実行後にも表示します。 |
検索条件をチェックしたり、選択したり、文字を入力して、「検索実行」ボタンをクリックします。
ほとんどすべての管理項目を検索条件に指定できます。
次の表は、主な検索条件項目についての補足です。
項目名 | 内 容 |
年 齢 | 下限と上限を指定します。片方だけでもかまいません。 下限のみ指定のばあいは、「N歳以上」、上限のみ指定の場合は「N歳以下」、両方指定の場合は、範囲検索となります。 |
ふりがな | 前方一致検索です。 「あ」と入力すると「あ」ではじまるスタッフが検索されます。 |
名 前 | 前方一致検索です。 「田中」と入力すると「田中」ではじまるスタッフが検索されます。 |
スタッフコード | 完全一致検索です。 |
日付項目 | プルダウンメニューから検索条件に使う項目を選択し、開始日、終了日を指定します。 前後どちらか片方だけの日付でも検索可能です。 |
文字列項目 | プルダウンメニューから検索条件に使う項目を選択し、文字列を入力します。 |
数値項目 | プルダウンメニューから検索条件に使う項目を選択し、数値を入力します。 |
範囲指定項目 | 検索に利用する項目をプルダウンメニューから選択し、下限と上限を数値で指定します。 片方だけでもかまいません。 その場合は、「N以上」「N以下」という扱いになります。 |
スキル項目 | 検索に利用するスキル項目をプルダウンメニューから選択し、「A」「B」「C」を指定します。 |
保存済み問い合わせ | 「問い合わせ保存」ボタンで、検索で使用した条件を「問い合わせ」として保存できます。 保存された「問い合わせ」がプルダウンメニューに表示されます。 どれかを選択して検索すると、保存された検索条件が適用されます。 |
検索結果画面では、次のような操作が行えます。
項目名 | 内 容 |
登録番号 | クリックすると詳細画面に移動します。 |
リセットボタン | 検索画面が初期状態に戻ります。 |
メール送信 | 検索された人材に対して一括でメールを送信できます (メールアドレスが入力されている人材のみ)。 |
検索条件保存 | 検索で使用した検索条件を保存できます。 |
ページ切替リンク | 検索結果が1画面に収まらないときに表示されます。 クリックしてページを切り替えます。 |
ウェブ勤怠管理を利用する場合、設定したスタッフコード(ログインIDになる)とパスワードをメールで通知する機能があります。
「 基本情報」画面の「LOGIN送信」ボタンをクリックします。
※メールアドレスが入力され、送信先に指定されている必要があります。
メッセージ入力画面には、テンプレートがセットされます。
(テンプレートは「人材管理」→「メール設定」で変更できます)
メッセージ中の名前、ログインIDとパスワードには入力された「名前」「スタッフコード」「パスワード」が自動的に取り込まれます。必要ならば修正します。
「送信」ボタンをクリックします。 「戻る」ボタンで入力画面に戻ります。
スタッフよりのログインを(ウェブ勤怠管理)停止(中止)するには、基本情報>登録区分の選択肢を「登録解除」または「紹介休止」にチェックし、次にスタッフログインの選択肢を「許可しない」にチェックをし「保存」してください。